大相撲初場所(来年1月9日初日・両国国技館)の新番付が発表された24日、自身初の3場所連続優勝が懸かる横綱照ノ富士は東京都江東区の伊勢ケ浜部屋からオンラインで記者会見し「毎場所同じ気持ちでやっている。結果は後からついてくる」と悠然と話した。
新横綱昇進の秋場所から3場所連続優勝を果たせば、大正時代の1919年夏場所の栃木山以来、103年ぶりの快挙となる。それでも「答えは一緒」と受け流した。
今年は4度の優勝を果たし、優勝回数は6度に伸ばした。2022年は「2桁優勝を目指して相撲界を盛り上げていきたい」と宣言。史上最多の優勝45度の横綱白鵬が9月末に現役引退し、一人横綱として土俵を引っ張っている。「目標をでかくもたないと、モチベーションがもたない」と自らを鼓舞した。