速報

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共通テスト不正 受験生出頭

令和4年度予算案の焦点①

変異株備え予備費5兆円 研究開発の体制強化

KMバイオロジクスが報道陣に公開した、新型コロナウイルスのワクチン生産設備=熊本県菊池市
KMバイオロジクスが報道陣に公開した、新型コロナウイルスのワクチン生産設備=熊本県菊池市

新型コロナウイルス対応では、新たな変異株による感染拡大といった予期せぬ状況変化に備えるため、令和3年度当初予算と同様に予備費5兆円を計上した。国産ワクチンや治療薬の開発が遅れたとの指摘を踏まえ、研究開発の体制強化に計556億円。検疫や保健所の機能強化、医療提供体制の拡充には計132億円を盛り込んだ。

研究開発費556億円のうち、日本医療研究開発機構を通じた支援に440億円を充てる。新型コロナを含め、世界最高水準の医療提供を目指して基礎から実用化までを一貫して後押しする。国立国際医療研究センターは、国立感染症研究所と連携し、感染症の臨床研究を実施し、治療薬やワクチンの開発に取り組む。

検疫や医療提供体制などは、3年度補正予算に計4兆円近くを計上したことから、比較的少額にとどまった。ウイルスの国内流入を防ぐ水際対策強化は95億円。新変異株「オミクロン株」の対応で不足が懸念されている帰国者の指定宿泊施設を確保し、検疫の職員を増やす。