B腕広報リレーコラム好球筆打

オフも大忙し、選手とともに東へ西へ 町豪将

NPBアワーズでパ・リーグのMVPに選ばれた山本由伸投手(左)=15日、東京都内(代表撮影)
NPBアワーズでパ・リーグのMVPに選ばれた山本由伸投手(左)=15日、東京都内(代表撮影)

年の瀬も迫ってきましたが、今年のオフは、選手もわれわれも忙しい毎日を送っています。タイトルホルダーを表彰するNPBアワーズや、守備のベストナインを選ぶ三井ゴールデングラブ賞などの表彰式に加え、イベント参加やテレビ出演、インタビュー取材の依頼も殺到しています。

山本由伸投手や吉田正尚外野手への依頼が多いのは毎年のことですが、宗佑磨内野手や紅林弘太郎内野手、杉本裕太郎外野手、宮城大弥投手ら、2人以外の選手にもスポットライトが当たるようになったのが、うれしいです。オリックスの人気が高まっているかはよく分かりませんが(笑)、少なくとも関心が高まっているのはひしひしと感じます。

山本投手の受け答えはもともと上手。宮城投手は相変わらず、持ち味を生かしていますね。人間性がにじみ出ているというか。(漫画『北斗の拳』のキャラクター、ラオウの昇天ポーズで話題になった)杉本外野手も求められていることが分かっている感じです。

スケジューリングで一番に考えるのは、選手のコンディションです。どうしてもオフの休養期間や自主トレーニングの合間を縫ってのテレビ出演やインタビュー取材になるので、選手と相談しながら進めています。

出張もおのずと多くなっています。スタッフで手分けをしながら東京でテレビの収録に立ち会ったり、選手が出演する故郷のイベントについていったり、できるだけ帯同するようにしています。

これまでは、どうやってメディアに取り上げてもらおうかと考えていましたが、今はいかに選手が気持ち良く出演や参加ができるかに重点を置いています。今後は選手の自主トレーニングを報道陣に公開する日程などを決めなければならないのですが、リクエストの数が例年よりも多く、こちらも調整にひと苦労しそうです。

気になっているのは、2月のキャンプです。新型コロナウイスの感染状況次第ですが、有観客になれば、多くのファンの方に来場していただけるのではないかと思っています。その場合、ファンサービスをどうしたらいいのかというのもありますし、選手やファンの動線をどうするかというのもあります。オリックスはファンと近いキャンプを目指してきたので、接触を避けるために厳しい規制を安易に設けたりはしたくありません。とはいえ、感染者を出さないのが一番大切。悩ましいですね。まだ、しばらくは休めそうにありません。

まち・かつまさ 1982年7月28日、福岡県久留米市出身。熊本・城北高からJR九州を経て、2005年にドラフト4位でオリックス入団。08年から2軍マネジャー、14年から広報部。現在は広報部チーフ。