消費者物価0・5%上昇、1年9カ月ぶり上げ幅 原油高でガソリン値上がり

ガソリンスタンドで給油する男性=東京都内(桐山弘太撮影)
ガソリンスタンドで給油する男性=東京都内(桐山弘太撮影)

総務省が24日発表した11月の全国消費者物価指数(令和2年=100、生鮮食品を除く)は、前年同月比0・5%上昇の100・1だった。前年実績を上回るのは3カ月連続。上げ幅は2年2月(0・6%上昇)以来、1年9カ月ぶりの大きさとなった。

原油高や円安の影響で電気代やガソリンが値上がりしたほか、前年同月に宿泊料を押し下げていた政府の観光支援事業「Go To トラベル」の影響がなくなった反動も出た。携帯電話の通信料値下げが伸び率を1・5ポイント程度押し下げているといい、総務省の担当者は「物価は安定的に上昇している」と分析した。

品目別では、エネルギーが15・6%上昇した。上げ幅は13年3カ月ぶりの大きさだった。ガソリンが27・1%、電気代が10・7%、灯油が36・2%それぞれ上がった。