京都でオミクロン株初確認 「きょうとマナー」復活

京都府内初のオミクロン株感染者について発表する西脇知事=府庁
京都府内初のオミクロン株感染者について発表する西脇知事=府庁

新型コロナウイルス感染症の新たな変異株「オミクロン株」の市中感染が、大阪府に続いて、京都でも確認された。京都府は濃厚接触者以外にも広く検査する方針を示したほか、人数などを制限する飲食時の「きょうとマナー」を来年1月15日まで復活させ、感染拡大を押さえ込みたい考えだ。

「いつかは出ると思っていたが、(感染経路が分からない)市中感染を非常に重く受け止めている。感染拡大防止に全力を傾ける」。西脇隆俊知事は23日、臨時の記者会見でこう語り、厳しい表情を見せた。

府内では4度目の緊急事態宣言解除後も、新規感染者数が少ない状態が継続。11月25日には、府は「同一テーブルで4人以内、2時間以内」とした飲食店での制限を解除していた。

西脇知事は、オミクロン株の正確なデータや知見が出ていないとした上で、「慎重な上にも慎重に対応しなければならない」と強調。感染状況をみながら保健所の応援や医療体制を強化し、3回目のワクチン接種を早期に行うなどの対策を検討する考えを示した。

府民に対して油断への警戒を促しつつ、「オミクロン株はすでに存在することを前提として、感染対策に協力をお願いしたい」と呼びかけた。(平岡康彦)