速報

速報

猟銃立てこもり、男の身柄確保

コロナ飲み薬、20万人分配送準備 米メルク製 厚労省24日に承認審議

米製薬大手メルクが開発した新型コロナウイルス感染症用の飲み薬「モルヌピラビル」(ロイター=共同)
米製薬大手メルクが開発した新型コロナウイルス感染症用の飲み薬「モルヌピラビル」(ロイター=共同)

米製薬大手メルクが開発した新型コロナウイルス感染症の飲み薬「モルヌピラビル」について、厚生労働省は24日に専門部会を開き、製造販売の承認可否を審議する。認められれば飲むタイプのコロナ向け抗ウイルス薬では初の実用化。この場合、政府も直ちに承認する方針で、今週末から20万人分を医療現場に配送する準備を進めている。

モルヌピラビルの製造販売はメルク日本法人のMSDが今月3日、厚労省に申請し、審査を迅速に進める特例承認を求めていた。政府は承認前提で160万人分を確保しており、当面20万人分が供給される。

厚労省によると、入院や往診でコロナ診療を担う医療機関が患者に投与するほか、外来診療を行う医療機関の処方で、薬局から自宅療養中の患者に届けることを想定。都道府県ごとに薬局のリストを作成済みで、医療機関や薬局の発注に応じて配送する見込み。

モルヌピラビルは英国で11月、世界に先駆けて承認された。動物実験で胎児への影響が出る恐れが明らかになり、妊婦には推奨されていない。米国では食品医薬品局の外部有識者委員会が緊急使用を支持する意見をまとめたが、最終的な承認可否の判断はまだ出ていない。

MSDによると、モルヌピラビルには体内でウイルスが増えるのを防ぐ働きがある。

臨床試験で発症から5日以内に服用したところ、偽薬を投与した群と比べて入院や死亡リスクが30%減少したと報告された。