首相「しっかり届けて」 3文書改定の自民提言に期待

岸田文雄首相=23日午前、首相官邸(矢島康弘撮影)
岸田文雄首相=23日午前、首相官邸(矢島康弘撮影)

岸田文雄首相は23日、官邸で自民党安全保障調査会の小野寺五典会長と面会した。首相は党が国家安全保障戦略(NSS)などの改定に向けた提言をまとめるため、検討作業を始めたことについて「大変重要な議論だ。ぜひ党としての考えをまとめ、政府にしっかり届けてほしい」と応じた。小野寺氏が記者団の質問に答えた。

首相は党の提言について「しっかり受け止めて、今後の国家安保戦略を含めた安保の考え方に反映させたい」と意気込みを語った。政府は来年にNSSや防衛計画の大綱、中期防衛力整備計画(中期防)の戦略3文書を改定する方針で、敵基地攻撃能力の保有が焦点となっている。

小野寺氏は来年5月中旬をめどに提言をまとめるとして「(敵基地攻撃)能力も含めて、防衛体制を万全にしてほしいという意向を受けてしっかり議論していきたい」と述べた。