プロが指南 就活の極意

相手と自分を知り、課題を明確にしよう

合同企業説明会で企業の説明会場に入る学生=3月1日、東京・池袋
合同企業説明会で企業の説明会場に入る学生=3月1日、東京・池袋

一部の学生では既に本選考が行われている令和5年3月卒向けの就職活動。今年は経団連に属する企業でも、インターンシップに参加した学生を対象とした早期選考が始まっています。年始となる1月上旬にエントリーシート提出が求められるため、お正月はエントリーシートの作成に追われている学生も多いのではないでしょうか。

ここで、気を付けてほしいのは作業をこなす状態にならないことです。就職活動では模試のようなものはなく、就活準備が進んでいるのかどうかの判断が難しく、本番になってから就活の準備が失敗だったと感じる時期があります。

大概、自己分析や企業研究、筆記試験といった、やらなければいけない作業をこなしているだけとなってしまい、就活の準備をした「つもり」になっていることが多いです。結果として、本番になって準備が足りていないことに気が付くのですが、そうならないように自分自身の就職活動を振り返って、もし該当していた場合は今から改善していきましょう。

本選考までに準備すること

準備することは2つだけです。それは「自分」と「仕事(=企業)」について理解を深めることです。

①自分を知る

自分を知るとは、例えば自分がどんな仕事や働き方をしたいか、自分の強み・弱みは何か、どんなときに高いモチベーションで取り組むことができるか、などを把握することです。

②企業を知る

企業を知るとは会社が行っていることだけでなく、社員がどのような業務をしているのか、何を大切に考えているのかまで知ることが重要です。

ただ、企業のことを知らない学生目線で考えれば、まずは理解することより知ることが重要ですので、最初から企業を限定せずに幅広く見てほしいと思います。最終的には企業が大切にしている価値観や雰囲気といった社風を理解することで企業ごとの違いを把握してください。

「自分を知る」「企業を知る」で終わってない⁉

準備の差は何か。それは「自分を知る」「企業を知る」で終わらないことです。おのおのを知ったら、「自分」と「企業」との接点を探し、接点を軸にどのようにアピールしたら面接官に評価されるのか戦略立てていくことが重要です。