平成9~17年度生まれの女性は無料に 子宮頸がんワクチン

厚生労働省=東京都千代田区
厚生労働省=東京都千代田区

厚生労働省は23日、子宮頸がんを予防するワクチンについて、積極的な勧奨を中止している間に接種機会を逃した平成9~17年度生まれの女性に対し、無料で接種できる機会を設けることを決めた。来年4月から3年間実施する。同日開かれた専門家によるワクチン分科会が了承した。

厚労省は、個別に予診票を送ってワクチン接種を積極的に勧める取り組みを25年以降中止していたが、来年4月から再開することを11月に決定した。現在高校2年~20代半ばの女性には無料で接種できると知らずに対象年齢を超えてしまった人がいるため、救済する方針も示していた。対象とする年代は検討を続けていた。

ワクチンは、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐ。厚労省は25年4月、小学6年~高校1年の女子を原則無料で打てる定期接種の対象としたが、接種後に全身の痛みなどを訴える人が相次ぎ、同年6月、積極的な勧奨を中止した。