日本製鉄が三井物産も提訴 特許侵害でトヨタに続き

日本製鉄本社が入るビル前の看板=東京都千代田区
日本製鉄本社が入るビル前の看板=東京都千代田区

日本製鉄が、電動車のモーターに使われる電磁鋼板に関する自社の特許を侵害されたとして、三井物産を東京地裁に提訴したことが23日分かった。日鉄は10月、トヨタ自動車と中国鉄鋼大手の宝山鋼鉄を訴えており、三井物産がトヨタと宝山鋼鉄の取引に関わったと判断したとみられる。

有力取引先であるトヨタに起こした日鉄の異例の訴訟は取引を仲介する商社にも広がり、知的財産の保護を重視する姿勢が鮮明になった。

日鉄の広報担当者は「電磁鋼板の訴訟についてはコメントを控える」と話した。三井物産は「日本製鉄から訴状が届いているのは事実だが、コメントは差し控える」(広報)とした。