大阪・ミナミの類似ビル立ち入り検査、北新地ビル火災受け 大阪市消防局

北新地雑居ビル放火事件を受け、道頓堀のビルの立ち入り検査で非常階段を確認する消防職員ら=22日午前10時21分、大阪市中央区(鳥越瑞絵撮影)
北新地雑居ビル放火事件を受け、道頓堀のビルの立ち入り検査で非常階段を確認する消防職員ら=22日午前10時21分、大阪市中央区(鳥越瑞絵撮影)

大阪市北区曽根崎新地のビル放火事件を受け、大阪市消防局は22日、大阪市中央区にある雑居ビルで緊急立ち入り検査を行った。事件が起きたビルと同様に屋内に階段が一つしかなく、不特定多数の人が出入りする雑居ビルが対象で、市内には似た構造の建物が約5400カ所ある。

午前10時ごろ、市消防局の職員3人がミナミの道頓堀にある地下1階、地上5階建ての雑居ビルを検査。階段や通路、防火扉が障害物でふさがっていないか、消火器は適切に設置されているか―などを調べた。

市消防局は17日から検査を開始し、20日までに約3100カ所を調査した。同局予防部特別査察隊の中井孝暢(たかのぶ)係長は「市内には多くの雑居ビルがある。適切に避難経路が使えるか、集中して年末までに一日でも早く安全を確認したい」と話していた。