公的資金、保有資産で返済 新生銀子会社化でSBI 管理部門の連携も

新生銀行の子会社化について記者会見するSBIホールディングスの北尾吉孝社長=22日午前、東京都港区
新生銀行の子会社化について記者会見するSBIホールディングスの北尾吉孝社長=22日午前、東京都港区

SBIホールディングスの北尾吉孝社長が22日記者会見し、株式公開買い付け(TOB)で連結子会社化した新生銀行に注入されている公的資金について「株価との関係を切り離すべきだ」と話し、国による新生銀の株式売却での返済ではなく、保有資産などを活用した返済を選択肢に入れる考えを示した。

新生銀との相乗効果については、事業や営業面の協力だけでなく、経理や人事、システムといった管理部門でも連携体制を構築する考えを示した。人材交流も進めるとした。

新生銀は来年2月、SBIが推薦する元金融庁長官の五味広文氏らの取締役就任を諮る臨時株主総会を開催し、経営陣刷新を図る。新生銀には前身の旧日本長期信用銀行に注入された公的資金3500億円が残っており、返済に向けた北尾氏の戦略に注目が集まっていた。