三輪貨物車に注目 EVで“生まれ変わり” ラストワンマイルに期待

米ビリティ・エレクトリックの電動三輪貨物車=11月、ロサンゼルス(共同)
米ビリティ・エレクトリックの電動三輪貨物車=11月、ロサンゼルス(共同)

米西部ロサンゼルスで11月に開かれた自動車ショーで、電気自動車(EV)の米新興企業ビリティ・エレクトリックが手掛ける電動三輪貨物車が注目を集めた。インターネット通販業界で配送サービスの時短競争が激化する中、地域の拠点と顧客を結ぶ「ラストワンマイル」の物流網への活用が期待されている。

ショーの展示会場では、カナダのIT企業DSGグローバル傘下のインペリウム・モーターも電動三輪貨物車をアピールした。かつて日本の高度経済成長期に活躍した三輪貨物車が、持続可能な配送車に生まれ変わり、再び街中を走り回る日が来るかもしれない。(共同)

カナダIT企業傘下のインペリウム・モーターの電動三輪貨物車=11月、米ロサンゼルス(共同)
カナダIT企業傘下のインペリウム・モーターの電動三輪貨物車=11月、米ロサンゼルス(共同)

今年設立されたばかりのビリティが発表した車両は前輪が一つ、後輪が二つの一人乗りタイプで、運転はスクーターのようなハンドルで行う。荷物の積載可能量はスクーターの約5倍に相当するという。動力源のバッテリーは交換式。

「路地裏など細い道が多い都市部での配送に三輪貨物車は向いている」と話した電動三輪貨物車を手掛ける米ビリティ・エレクトリック共同創業者のラジャ・ガヤム氏=11月、ロサンゼルス(共同)
「路地裏など細い道が多い都市部での配送に三輪貨物車は向いている」と話した電動三輪貨物車を手掛ける米ビリティ・エレクトリック共同創業者のラジャ・ガヤム氏=11月、ロサンゼルス(共同)