東芝、EV用太陽電池開発 35キロ走行、令和7年度実用化へ

東芝の太陽電池を搭載した電気自動車(EV)のイメージ
東芝の太陽電池を搭載した電気自動車(EV)のイメージ

東芝は21日、電気自動車(EV)に搭載できる高効率の太陽電池パネルを開発したと明らかにした。外部からの給電がなくても、太陽光による発電だけで1日平均35キロの走行に必要な電力が賄えると試算している。令和5年度から自動車メーカーなどとの試験を始め、7年度の実用化を目指す。

パネルは2枚の異なる太陽電池を重ねた構造。日光はまず上部の透明な電池で電気に変換される。通り抜けた光を下部の電池で受け止め、さらに発電に使う。幅広い波長の光を電気として有効活用できる。主な材料を資源量が豊富な銅とし、コストを抑制する。

今回、上部の電池の改良に成功した。下部と合わせた発電効率は現状、普及しているシリコーンパネルの世界最高水準を上回るとしている。さらなる発電効率の向上を目指す。