福島原発の処理水放出審査24日初会合 規制委、週1回ペースで

東京電力福島第1原発
東京電力福島第1原発

原子力規制委員会は22日の定例会合で、東京電力が審査を申請した福島第1原発の処理水海洋放出計画について、今後、週1回程度のペースで公開会合を開き、審査を進めることを確認した。24日に初会合を開く。

計画では、処理水を海水で薄め、含まれる放射性物質トリチウムの濃度を国の基準値の40分の1未満にして、海底トンネルを通して原発の沖合約1キロで放出する。東電は21日、規制委の認可を得た上で来年6月に放出設備の工事に着手し、令和5年4月中旬に完成させる工程を示した。

審査では、処理水を海水で薄める方法、十分に薄められないなど異常が発生した際の放出停止方法、地震や津波対策などが論点となる。計画を認可する前に審査結果の案を取りまとめ、一般からの意見募集を行う。

申請は当初目指した今年9月ごろから約3カ月遅れたが、東電は23年春ごろとする放出開始目標に変更はないとしている。