「宇宙深海酒」を本格販売 酵母、過酷な環境生き抜く

高知大丸で開かれた「宇宙深海酒」の試飲販売会=22日午前、高知市
高知大丸で開かれた「宇宙深海酒」の試飲販売会=22日午前、高知市

「宇宙深海酒」と銘打った日本酒の販売が22日、高知県の蔵元で本格的に始まった。宇宙と深海という過酷な環境を生き抜いた酵母を使っており、奥深い味わいが特徴としている。高知市の百貨店「高知大丸」で試飲販売会があり、訪れた客の関心を引いていた。

県工業技術センターなどが進めていたプロジェクトで、既に宇宙で10日間滞在させた「宇宙酵母」を使用した日本酒の製造には成功。この酵母を今度は茨城県沖の水深6200メートル、水温1・7度の深海に今年1月から4カ月間沈めて耐久性を検証した。

高知大丸で開かれた「宇宙深海酒」の試飲販売会=22日午前、高知市
高知大丸で開かれた「宇宙深海酒」の試飲販売会=22日午前、高知市

センターの技術支援員で農学博士の上東治彦さんによると、宇宙との高低差は406キロ、深海の水圧は640気圧と「指先に軽自動車が乗るぐらい」の圧力だったが、108株のうち宇宙酵母を含む5株が生き残った。

高知大丸で開かれた「宇宙深海酒」の試飲販売会=22日午前、高知市
高知大丸で開かれた「宇宙深海酒」の試飲販売会=22日午前、高知市

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