TBS番組巡り賠償命じる 俳優細川茂樹さん名誉毀損

細川茂樹さん
細川茂樹さん

パワハラを理由に所属事務所から契約を解除されたとの報道で名誉を傷つけられたとして、俳優の細川茂樹さんがTBS情報番組の元チーフプロデューサーの男性に2千万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は22日、請求を棄却した1審東京地裁判決を取り消し、名誉毀損(きそん)の成立を一部認め、男性に80万円の支払いを命じた。

判決によると、TBS番組「新・情報7daysニュースキャスター」は平成29年12月、細川さんがパワハラを理由に契約解除を告げられたなどと報じた。細川さんは放送前に「パワハラは事実無根」として東京地裁に契約継続を求める仮処分を申し立て、地裁は同2月に仮処分を認める決定を出していた。

高裁の小野瀬厚裁判長は「番組では地裁が仮処分を認めたとの事実を示していない」と指摘。「事務所の主張が根拠に乏しい理由のないものだと視聴者が分からず、細川さんの社会的評価を低下させた」と認定した。

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