半導体支援の基準作成へ 経産相、改正法成立で

衆院予算委員会で答弁に臨む萩生田光一経産相=13日午前、国会・衆院第1委員室(矢島康弘撮影)
衆院予算委員会で答弁に臨む萩生田光一経産相=13日午前、国会・衆院第1委員室(矢島康弘撮影)

萩生田光一経済産業相は21日の閣議後記者会見で、先端半導体の工場建設を後押しする改正関連法が20日に成立したことを受け「速やかに制度の詳細をつくっていきたい」と述べた。企業に助成金を出す具体的な基準を作成する考えだ。

経産省は、半導体を継続的に生産したり、需給が逼迫(ひっぱく)した際に増産に応じたりすることなどを助成の要件とする方針。助成金を通じて、半導体の安定供給体制を構築する狙いがある。

萩生田氏は、改正法は「わが国の半導体産業の復活に向けた第一歩」とし、研究開発や人材育成などの支援策を総合的に進めると説明した。

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