アプリで混雑情報提供 西武鉄道、11路線カバー

列車の混雑情報を表示するアプリの画面イメージ(西武鉄道提供)
列車の混雑情報を表示するアプリの画面イメージ(西武鉄道提供)

西武鉄道は来年3月、多摩川線を除く全ての定期列車の混雑情報をアプリで提供するサービスを始める。現在は一部区間に限り、朝のラッシュ時の混雑状況をウェブサイトなどで公開しているが、対象を大幅に拡大する。混雑の解消につなげて利用者の満足度を高めるとともに、新型コロナウイルス感染拡大防止対策としても位置づけている。

対象は池袋線、西武秩父線、山口線など11路線の、特急列車と座席指定列車を除く全ての定期列車。運行情報などを提供する西武鉄道の「西武線アプリ」で確認できる。

アプリで確認したい列車を選択すると、区間ごとに「座席に座れる程度です」から「かなり混み合っています」までの5段階で状況が表示される。

提供する情報は、それぞれの列車が停車する駅の過去の改札通過者数データを活用して推計したもので、2カ月に1回のペースでデータを更新する予定だ。

西武鉄道の担当者は「運行中だったり、直近に出発したりする列車の状況を確認することで、混雑を避けて列車を選び安心して利用してもらえる」と話している。(中村智隆)