維新の特別委員長が辞任 実質開催ゼロを問題視

日本維新の会の井上英孝衆院議員
日本維新の会の井上英孝衆院議員

日本維新の会の井上英孝衆院議員が21日、科学技術・イノベーション推進特別委員長の辞任願いを提出し、同特別委に許可された。衆院特別委の統廃合を目指す維新は今回の臨時国会で9特別委の開催実績がほとんどないと問題視。辞任により特別委の在り方に焦点をあてる狙いがある。

維新によると、9特別委が臨時国会で手続き目的以外に開かれたことはなく、開催時間は2-3分だった(20日現在)。井上氏は記者会見で「(科技特を)開けなかったことは私の力不足だということで辞職をさせていただきたいという結論に至った」と説明した。

遠藤敬国対委員長は会見で「残念至極だが、覚悟を示すことで少しでも国会の悪しき慣例・慣習にとらわれない国会改革を進めていきたい。拉致特別委などやろうと思えば色々なやりかたがあるが、模索さえしないというありさまが一番の問題だ」と語った。

遠藤氏は特別委員長に支給される手当や公用車などは税金の無駄遣いだと強調。来年の通常国会に常任委員会を含む委員長手当の廃止法案を衆院に提出する方針も明らかにした。