前三井住友銀行会長の宮田氏をしのぶ 都内でお別れの会

祭壇に掲げられた宮田孝一氏の遺影=21日、東京都千代田区
祭壇に掲げられた宮田孝一氏の遺影=21日、東京都千代田区

三井住友フィナンシャルグループ(FG)の社長などを歴任し、10月24日に67歳で亡くなった宮田孝一(みやた・こういち)・前三井住友銀行会長のお別れの会が21日、東京都千代田区のホテルで開かれた。祭壇にスーツ姿の宮田氏の遺影が掲げられ、参列者たちは献花して故人をしのんだ。

宮田氏は昭和51年、旧三井銀行(現三井住友銀行)に入行。市場部門が長く、平成20年のリーマン・ショックの際には予兆を見抜き、関連する証券化商品を売却して損失の拡大を防いだ。23年に三井住友FG社長に就任し、現FG会長で旧住友銀行出身の国部毅氏と二人三脚で巨大金融グループの一体化にも努めた。

国部氏、三井住友FGの太田純社長、三井住友銀の高島誠頭取は参列者に向けた連名のメッセージで、「変化への飽くなき挑戦や、多様性とチームワークを重視する故人の行動理念はグループが社会から必要とされる企業集団であり続けるために不可欠なもの」などと振り返った。

会場では宮田氏が愛用していたカメラで撮影した風景写真なども展示された。