初代真山一郎さん死去 「演歌浪曲」の第一人者 

初代真山一郎さん
初代真山一郎さん

オーケストラ伴奏で語る「演歌浪曲」の第一人者で、浪曲師の初代真山一郎(まやま・いちろう、本名・西本恭男=にしもと・やすお)さんが13日、老衰のため死去した。92歳。葬儀・告別式は近親者で行った。

昭和22年、華井新の門下となって華井満を名乗り浪曲の道へ。上京して歌謡曲を本格的に学び、32年に真山一郎と改名。歌謡浪曲を追求した演歌浪曲で活躍した。代表作に「刃傷松の廊下」「番場の忠太郎」など。

交通事故で息子を亡くした母と加害者の運命を題材にした浪曲「日本の母」が話題を呼んだほか、北方領土返還をテーマにした作品も手がけた。

浪曲親友協会の会長も務めた。平成22年に引退し、弟子の真山広若さんが二代目を襲名した。