群馬・高崎芸術劇場2022年度ラインアップは映画音楽など 新たなオケファン獲得へ

T-Shotシリーズで演奏する柴田花音さん((C) Shigeto Imura)
T-Shotシリーズで演奏する柴田花音さん((C) Shigeto Imura)

高崎芸術劇場(群馬県高崎市)は、2022(令和4)年度ラインアップ(速報版)を公表した。

注目されるのは、クラシックだけでなく映画音楽やミュージカルナンバーなどポピュラーな名曲で構成する群馬交響楽団と同劇場の共同による新企画「群馬交響楽団×高崎芸術劇場GTシンフォニック・コンサート」。

ベートーベンの「交響曲第5番『運命』」などを演奏するクラシックの名曲プログラムを2公演(4月9日、9月19日)、「スター・ウォーズ」などの映画音楽やミュージカルナンバーを特集したポピュラー音楽プログラムを3公演(6月29日、11月11日、2月23日)繰り広げる。同劇場では「新たなオーケストラファンの獲得を目指す」としている。

同劇場の大友直人芸術監督が推薦する若手演奏家にスポットを当てたT-Shotシリーズと日本を代表する演奏家を招くT-Mastersシリーズも注目。Shotシリーズは、リサイタルやCD・DVDの制作などを通して紹介しようというもので、リサイタルステージはレコーディング用機材を残したままで実施するという大胆さがウリだ。6月16日に谷昂登さん(ピアノ)、8月18日に柴田花音さん(チェロ)、12月24日に東亮汰さん(バイオリン)が公演する。

このほか、大型ミュージカル公演は6月4、5日の「四月は君の嘘」(東宝制作)を皮切りに3作品を上演。バレエでは6月18、19日に新国立劇場バレエによる「不思議の国のアリス」がお目見え。プロジェクション・マッピングなども駆使した見ごたえあるステージで、地方公演は今回が初めてになるという。

ジャズクラブ「ブルーノート東京」と連携したステージ、落語、能・狂言、人形浄瑠璃など本格的な舞台も展開される。

大友芸術監督は「大劇場、スタジオシアター、音楽ホールと3カ所のホールの魅力を最大限生かし、幅広く多彩な演目を楽しんでもらいたい」とコメントしている。