私学改革、新会議で検討 文科相が設置表明

参院本会議で答弁する末松信介文科相=9日午前、国会・参院本会議場(矢島康弘撮影)
参院本会議で答弁する末松信介文科相=9日午前、国会・参院本会議場(矢島康弘撮影)

末松信介文部科学相は21日の閣議後記者会見で、文科省の専門家会議が提言した学校法人のガバナンス(組織統治)強化策に私学団体が猛反発していることを受け「教育や研究への影響を踏まえて見直しを加える」と述べ、新たな会議を設けて制度の詳細を検討すると表明した。

文科省は来年の通常国会に私立学校法改正案を提出する予定で、1月にも会議を立ち上げて私学団体関係者の意見も含めて改革案をまとめる。

今月3日にまとまった提言は、法人の最高機関を理事会から学外者による評議員会に変更するのが柱。私学団体からは「学外評議員だけでは私学運営の責任は取れない」などの批判が出ていた。