園児死傷事故で不起訴相当 右折車と衝突の女性

大津市で令和元年、軽乗用車が保育園児らの列に突っ込み、園児2人が死亡、園児11人と保育士3人の計14人が重軽傷を負った事故で、大津検察審査会は20日までに、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)容疑で書類送検された軽乗用車の女性(65)を不起訴とした大津地検の処分に関し「不起訴相当」と議決した。15日。

議決理由で検審は記録を精査し、慎重に審査した結果、女性に過失があったとまでは認められないと判断した。

事故は元年5月、大津市大萱6丁目の交差点を右折した別の車が、対向車線を直進してきた女性の軽乗用車と衝突し、弾みで女性の車が列に突っ込んだ。地検は翌6月、刑事責任を問えないと判断し、書類送検された女性を不起訴とした。遺族らは令和3年5月、「右折車の動きを注視し、減速する注意義務を怠った」と審査を申し立てていた。

右折車を運転していた女(55)は同じ罪などで禁錮刑が確定している。