夢洲土壌対策800億円 IR候補地、大阪市負担へ

大阪湾の人工島・夢洲(手前)=大阪市
大阪湾の人工島・夢洲(手前)=大阪市

大阪府と大阪市が誘致を進めるカジノを含む統合型リゾート施設(IR)をめぐり、候補地である大阪湾の人工島・夢洲(ゆめしま)の液状化や汚染土壌対策費として約800億円が必要になることが20日、関係者への取材で分かった。市が全額負担する。松井一郎市長は対策の必要性を認め「もともと埋め立てそのものがずさんだった」と指摘した。

市は来年2月開会の議会に関連予算案を提出する方針。また府市は事業者からの提案書を基に区域整備計画を作成し、議決を目指す。新たな費用負担に対する批判が広がる可能性もある。

松井氏はまた、これまで2020年代後半としていた開業時期について、29(令和11)年度ごろを目指す意向を明らかにした。土壌対策などの費用負担に関し「夢洲は市の所有で、市が安全で安心な土地にするのは当然だ」との認識を示した。