山内元参院議員らに2億円賠償命令 資金私的流用、東京地裁

「羽田空港格納庫合同会社」(東京)が、格納庫取得のために保管していた資金を私的に流用されたとして、山内俊夫元参院議員(75)らに損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は20日、請求通り2億2700万円の支払いを命じた。

判決によると、山内氏は格納庫の取得資金として平成30年5月に合同会社名義の預金口座へ振り込まれた18億円の一部を私的に流用。格納庫と関係のない不動産取引の支払いに充てるなどして2億2700万円の損害を与えた。山内氏が代表理事を務める一般社団法人が合同会社の代表社員だった。

西山渉裁判官は山内氏が故意に目的外使用したと認め、全額の賠償義務を負うとした。

山内氏は格納庫取得を巡って合同会社の資金約1億円を私的に流用したとして、業務上横領の罪で東京地検に起訴されている。