石山寺座主の鷲尾遍隆氏死去

鷲尾遍隆座主=平成23年7月
鷲尾遍隆座主=平成23年7月

石山寺(大津市)の第52世座主の鷲尾遍隆(わしお・へんりゅう)氏が17日、S状結腸がんのため死去した。75歳。大津市出身。葬儀は近親者らで行った。本葬は後日執り行うが、日程などは未定。喪主は長女で石山寺責任役員の龍華(りゅうげ)氏。

昭和44年に同志社大卒業後、商社での勤務を経て種智院大に編入。50年に得度し、62年に副座主、平成16年に座主に就任した。

紫式部が源氏物語を著したと伝えられる名刹(めいさつ)・石山寺の観光振興に尽力した。日本最古の巡礼路とされる西国三十三所が草創1300年を迎えるにあたり、29年に「西国巡礼地域連携協議会」の会長に就任。寺の文化遺産を活用し、観光振興につなげていく取り組みを進めた。