ヤクルトの村上宗隆内野手が20日、東京都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1億2千万円増の年俸2億2千万円プラス出来高払いでサインした。高卒5年目の野手としてはイチロー(オリックス)、松井秀喜(巨人)を上回る史上最高額に「最大限の評価をしていただいた」とはにかんだ。
昨季に続き今季も全試合で4番を務め、打率2割7分8厘、リーグトップタイの39本塁打、同2位の112打点。2015年以来のリーグ優勝、20年ぶりとなる日本一の原動力になった。セ・リーグ最優秀選手(MVP)にも輝いた充実の1年を「いいシーズンになった」と振り返った。
来季の目標に「打率3割、40本塁打、100打点」を掲げる。「もっともっとできる部分がたくさんあった。課題としてやっていきたい」とさらなる飛躍へ意気込んだ。(金額は推定)