特別委改革進まず 維新が不満 委員長辞任検討

日本維新の会・遠藤敬国対委員長=20日午後、国会内(春名中撮影)
日本維新の会・遠藤敬国対委員長=20日午後、国会内(春名中撮影)

臨時国会の閉会を目前に控え、日本維新の会の遠藤敬国対委員長が20日の記者会見で、国会議員に毎月支給されている文書通信交通滞在費(文通費)の見直しと衆院特別委員会の統廃合が進んでいない現状に不快感を示した。

文通費に関しては、日割り支給への変更を優先しようとする自民党を批判。「日割りよりも使途公開の方が優先順位は高くなっている。それを置き去りにしての合意は政治不信を増幅させてしまう」と述べた。

9つの特別委については臨時国会で開催実績がほとんどないと指摘。「文通費にうずもれているが(投じられている費用は)決して小さなお金ではない。特別委員長は(役職がない人への)ポストみたいになっている。税金を使うのはもってのほかだ」と強調した。

臨時国会で衆院科学技術・イノベーション推進特別委員会の委員長職を獲得した維新は他党に実質的な審議を呼びかけた。しかし、実現できなかった責任をとるとして、委員長職を辞任する方針だ。