新年へすっきり 東西本願寺ですす払い

竹の棒で畳をたたく「すす払い」の参加者ら=20日午前、京都市下京区の東本願寺
竹の棒で畳をたたく「すす払い」の参加者ら=20日午前、京都市下京区の東本願寺

1年間にたまったほこりなどを落とす年末恒例の「すす払い」が20日、京都市下京区の西本願寺と東本願寺でそれぞれ行われ、新年を迎える準備が整えられた。

西本願寺では、午前7時ごろから御影(ごえい)堂で作業を開始。例年600人以上が参加するが、新型コロナウイルス対策のため約100人に制限して実施した。割烹(かっぽう)着にマスク姿の僧侶や門徒らが両手に持った竹の棒で一斉に畳をたたくと、ほこりが舞い上がり、大きなうちわで堂外にあおぎ出した。

東本願寺でも午前9時ごろから始まり、参加者約120人が横一列になって畳をたたくと、ほこりで周囲がかすんでみえるほどだった。

西本願寺のすす払いに参加した京都府福知山市の無職、田辺善造(よしぞう)さん(78)は「コロナ対策で人が少なかった分、広々としていてやりがいがあった。ほこりと一緒にコロナも退散されれば」と話した。