立法会選の投票率最低は「香港再改造への否認」 米紙報道

20日未明、香港立法会選挙の開票作業を続ける職員ら=香港(共同)
20日未明、香港立法会選挙の開票作業を続ける職員ら=香港(共同)

【ワシントン=大内清】米紙ワシントン・ポストは19日、香港立法会選の投票率が過去最低となったのは「親中派候補が圧倒的多数を占めたことに対してのみならず、中国による香港の再改造に対する否認でもあるとみられる」と報じた。

同紙は、香港政府側が今回の立法会選を現体制への「信任投票」と位置付けたにもかかわらず、選挙をボイコットする動きが広がったのは「人々がどれだけ体制に怒っているかを示している」とする亡命中の元民主派議員の声を紹介。多くの香港市民にとり、選挙に参加しないとの決断は「政治的意思を示す最後の道の一つ」だったとも論評した。

また米紙ニューヨーク・タイムズは「香港政府は今回の選挙を正当だと糊塗するのに努力を惜しまず、そうではないと示唆する外国の新聞を脅迫さえしてきた」と伝えた。