クリスマスを前に、鳥取県境港市の航空自衛隊美保基地で20日、米軍のボランティア活動にちなんだ催し「クリスマスドロップ」が行われ、サンタクロースやトナカイに扮した隊員が地元園児と交流した。
美保基地によると、クリスマスドロップは米空軍が太平洋の島々に航空機から生活物資を投下して贈る活動。それにならって同基地は毎冬、市内の園児を招いて物資の投下訓練を披露している。
20日は市立わたり保育園の年長児約30人が招かれ、滑走路近くで輸送機C2からの投下訓練を見守った。その後、着陸した機体からはサンタとトナカイ姿の隊員6人が登場。大喜びする子どもたちにお菓子などの入った包みを手渡した。園児がお礼にクリスマスソングを歌い、隊員らは体を揺らして聞き入った。