群馬県内で初オミクロン株感染者、ケニア滞在歴

群馬県は20日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」感染疑いの濃厚接触者として健康観察を受けていた県内在住の50代男性のオミクロン株感染が確認されたと発表した。県内でオミクロン株の陽性者確認は初めて。県は「市中感染ではない」としている。男性は軽症という。

県によると、男性はアフリカ・ケニアに滞在歴があった。今月15日にオミクロン株の感染疑いのある県外の人と同じ飛行機に搭乗して帰国し、成田空港から入国。帰国時は無症状だった。

同16日から濃厚接触者として県内の宿泊療養施設に入所。PCR検査で陽性が判明し、20日に県衛生環境研究所(前橋市)でゲノム解析を実施したところオミクロン株と判明した。

オミクロン株感染疑いだった人はその後、同株感染が確定した。

男性は県内医療機関で手当てを受けているが、37度台の発熱症状があるほかは軽症という。

この男性の濃厚接触者は家族ら計5人で、いずれも無症状。5人とも宿泊療養施設に既に入所し、今後定期的にPCR検査を受ける。

県は「マスク着用や3密回避などの基本的な感染防止対策を講じてほしい」としている。