新たに防衛戦略策定を検討 自民党安保調査会

自民党の安全保障調査会の会合であいさつする小野寺五典会長(奥中央)=20日午前、東京・永田町の党本部
自民党の安全保障調査会の会合であいさつする小野寺五典会長(奥中央)=20日午前、東京・永田町の党本部

自民党は20日、安全保障調査会(会長・小野寺五典元防衛相)の会合を党本部で開き、外交・安全保障政策の根幹となる「戦略3文書」の改定に向けた検討作業を開始した。小野寺氏は3文書とは別に、国としての防衛戦略を新たに策定することを検討する方針を明らかにした。

政府は国家安全保障戦略(NSS)、防衛計画の大綱(防衛大綱)、中期防衛力整備計画(中期防)を来年末までに改定する方針を明らかにしている。小野寺氏は会合冒頭のあいさつで「国家安保戦略はあるが、その後(に続くのが)、防衛大綱、中期防ということで実は国家の防衛戦略情報自体は今まで作っていない。本当にこれでいいのかということも含めて意見を求めたい」と述べた。

安保調査会はテーマごとに有識者を招いた勉強会を毎週1回のペースで開き、今年5月までに政府への提言をまとめる。