最後の代表枠「ここから成長したい」 ショートトラック男子・小池

北京五輪代表に決まった小池克典の男子1000メートル予選=丸善インテック大阪プールアイススケート場
北京五輪代表に決まった小池克典の男子1000メートル予選=丸善インテック大阪プールアイススケート場

日本スケート連盟は19日、スピードスケート・ショートトラックの全日本選手権終了後に北京冬季五輪代表を発表し、男子は小池克典が新たに決まった。小池は初の代表。

閉会式後の代表発表。男子の4人目として名前を読み上げられたのは小池だった。「しっかりと残りの1枠を勝ち取れてうれしい」と喜びをかみしめた。

選考対象最後のレースだった1000メートルは5位に終わった。「ふがいないレースだったので、(発表を)待っている間はどうなるかなと不安な気持ちが大きかった」。それでも、加速力が持ち味の20歳は前日の500メートルを制するなどしており、リレーに特化した選考基準に基づき、最後の枠に滑り込んだ。

小学1年でスケートを始めたころから五輪で金メダルを取るのが夢だった。2季前にワールドカップ(W杯)に初出場し、世界での戦いを経験したことで夢が目標に変わったという。

持ち味は加速力。日本代表の長島ヘッドコーチは「(男子の代表)4人の中で一番才能がある。五輪で開花してもらいたい」とエールを送った。

平昌五輪経験者3人がそろった女子とは対照的に、男子は4人中3人が初出場とフレッシュな顔ぶれになったが、その分伸びしろもあるはず。目標はリレー種目でのメダル獲得。小池は「ここから一回りも二回りも成長できるようにトレーニングしていきたい」と思いを新たにした。(橋本謙太郎)