列車内の安全守れ 大阪府警と鉄道事業者が包括連携協定

締結式であいさつを述べる大阪府警の長野成良地域部長=大阪市西区
締結式であいさつを述べる大阪府警の長野成良地域部長=大阪市西区

相次ぐ列車内の事件を受け、大阪府警と在阪鉄道事業者15社、国土交通省近畿運輸局は17日、鉄道利用者の安全確保に関する包括連携協定を締結した。事件の発生を抑止するとともに被害の拡大を抑止する狙いがあり、府警によるとこうした協定は全国初。

協定は、8月に東京・小田急線の車内で男が刃物を振り回して火をつけ、乗客が重軽傷を負った事件などが念頭にある。列車のドアの開錠方法などセキュリティーに関する情報共有や、刃物を持った不審者に対応する訓練を行うことが盛り込まれている。

この日は大阪市内で締結式が行われ、各代表者が協定書に調印。大阪メトロの堀元治交通事業本部長は「みなさんの安全に対する強い気持ちが協定を実現させた」。府警の長野成良地域部長は「実効性のある協定となるように、趣旨や内容をしっかりと周知していただきたい」と述べた。