ソフトバンクの甲斐拓也捕手が17日、ペイペイドームで契約更改交渉に臨み、4500万円増の年俸2億1千万円でサインした。11年目の今季は初めて全143試合出場を果たし、盗塁阻止率はリーグトップの4割5分2厘をマーク。「チームが4位で終わった中で評価をしっかりいただいた。球団に恩返しをしたい思いが強くなった」と意気に感じた様子だった。
7月26日に福岡市内の病院で第2子となる男児が誕生し、日本代表として金メダルを獲得した東京五輪での活躍の原動力になったという。ただ、チームは5年連続日本一を逃し「結果が全てなので今年は悔しい1年だった。来年はみんなで喜び合える1年にできたら」と巻き返しを期した。
プロ初勝利を含む2勝を挙げた杉山一樹投手は300万円増の1400万円で更改した。(金額は推定)