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正論

有事最前線の救命態勢を整えよ 日本医科大学特任教授・松本尚

自衛隊観閲式で岸田文雄首相の訓示を聞く自衛隊員=11月、陸上自衛隊朝霞駐屯地(代表撮影)
自衛隊観閲式で岸田文雄首相の訓示を聞く自衛隊員=11月、陸上自衛隊朝霞駐屯地(代表撮影)

この数カ月だけでもわが国周辺海域における中国による頻回の示威行動が報告されている。10月には中露の海軍艦艇10隻が日本を周回し、11月には中露の空軍機4機が日本海から東シナ海を長距離共同飛行、また中国軍は台湾海峡に向けて「戦闘準備のパトロール」を行うという具合である。

日本医科大学特任教授、松本尚氏
日本医科大学特任教授、松本尚氏

自衛隊員の生命守るため

中国の習近平国家主席は「偉大なる中華民族の復興」を掲げてその中華思想を露(あら)わにし、自らの功績とすべく中台統一の野心を隠さない。台湾有事はわが国の有事そのものである。中国は沖縄の駐留米軍の反撃を抑え込みにかかり、台湾との間にある先島諸島海域での戦闘も避けられない。尖閣諸島に自衛隊の実行部隊が存在していない故、この地が争奪戦のフロントライン―尖閣防衛―になることを想定する必要がある。

さて、仮にそのような戦闘が行われれば、わが国の自衛隊員がまったくの無傷で済むと考えるのは無理筋である。彼らが生命にかかわる創傷を負った場合、自衛隊は現在の衛生科能力、すなわち人的・物的・技術的な診療能力で重傷の隊員達を救命しうるのであろうか。この点について筆者は、昨年の月刊「正論」10月号で「自衛隊衛生は有事に隊員の命を救えるか?」という問題提起をしている。

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