病院搬送も相次ぎ命絶え・・・負傷者の一部は意識回復も 大阪・北新地ビル火災

大阪・北新地のビル火災現場で救出活動を続ける消防隊員ら=17日午前11時22分、大阪市北区(坂本慎平撮影)
大阪・北新地のビル火災現場で救出活動を続ける消防隊員ら=17日午前11時22分、大阪市北区(坂本慎平撮影)

大阪市北区のビル火災では、多くの負傷者が心肺停止状態で市内13の医療機関に次々と搬送された。医師らが心臓マッサージなどで懸命に蘇生(そせい)を試みたものの相次いで死亡が確認された。一部の負傷者は意識を回復したが、依然として重篤な状態が続いているとみられる。

現場近くの大阪府済生会中津病院には、6人が意識不明の状態で搬送された。病院関係者によると、このうち3人がまもなく死亡。いずれもやけどなどの負傷は見られず、衣服の損傷もほとんどなかったことから死因は一酸化炭素中毒だったとみられる。

ほかの3人には心臓マッサージなど蘇生措置を試み、2人は意識を取り戻した。ただ、残る1人は意識不明の状態が続いている。病院関係者は「我々としては治療に最善を尽くした」と言葉少なに話した。