東京都、2人のオミクロン株を新たに確認 天皇杯観戦の男性も

定例会見を行った東京都の小池百合子知事=都庁
定例会見を行った東京都の小池百合子知事=都庁

東京都の小池百合子知事は17日の定例記者会見で、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に新たに2人感染したことが確認されたと発表した。うち1人は20代男性で、米国から帰国後にオミクロン株感染が判明した20代女性の濃厚接触者。男性は12日に等々力陸上競技場(川崎市)でサッカー天皇杯準決勝を観戦した。小池氏は「当日競技場にいて体調不良を感じたら医療機関を受診してほしい」と呼びかけた。

都健康安全研究センターがゲノム解析を実施した。都によると、男性は現在入院中。職場の同僚や家族ら10人が濃厚接触者にあたり、いずれも宿泊施設や自宅で待機しているという。都は10人についても検査を急いでいる。また、小池氏は「積極的な疫学調査を幅広く行う」と述べ、男性の勤務先の同じフロアで働いていた100人超についても、PCR検査などを実施する方針を明らかにした。

また、オミクロン株感染が確認された別の1人は、11日に海外から帰国した。空港での検疫は陰性だったが、12日に症状が出て、検査の結果判明した。家族3人が濃厚接触者になり、全員が宿泊施設に入所したという。空港検疫をすり抜けてオミクロン株が確認されたことについて、小池氏は「島国日本は水際対策が重要だ。帰国者は検査結果が確認されるまで検疫施設で待機させるなど、(後藤茂之)厚生労働相に水際対策を要望した」と述べた。