「世界衛生へ最大の脅威」 G7保健相、新変異株で

南アフリカ・ヨハネスブルクで新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける男性=9日(ロイター)
南アフリカ・ヨハネスブルクで新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける男性=9日(ロイター)

先進7カ国(G7)の保健相は16日、新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」についてオンライン会合を開き、世界での感染者増加が「世界の公共衛生に対する今ある最大の脅威とみなすべきだ」と訴えた。議長の英国政府が共同声明を発表した。

対処の鍵として「緊密に連携し、データを監視・共有することがこれまでになく重要だ」と指摘。ワクチン投与や治療などに公平にアクセスできることが必要だと強調した。追加接種や定期的な検査が重要性を増していることでも一致した。

新型コロナワクチンを巡っては世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長がオミクロン株への追加接種の有効性が十分に証明されていないと指摘。先進国による買い占めでワクチンが途上国に十分に行き渡らないとの批判もある。

G7保健相は、ワクチンの公平供給を目指す国際枠組みCOVAX(コバックス)やワクチン開発を引き続き支援することも再確認した。(共同)