高円宮妃久子さまは14日、生け花を通じた国際交流に取り組む一般社団法人「いけばなインターナショナル」東京支部主催のフェアに臨席するため、中央区のホテルを訪問された。久子さまは同法人の名誉総裁を務められている。
久子さまは展示されている各流派の生け花一つ一つを丁寧にご鑑賞。小さな花を使った作品の前で担当者から「テクニックが必要なんです」と説明を受け、「腕の見せどころですね」と応じられた。各国大使夫人らによるバザーにも足を運び、英語で交流を深められた。バザーなどの収益の一部は国内の災害被災地に寄付されるという。
久子さまは続いて行われたフェアのオープニングセレモニーで、英語と日本語で「コロナのこの時期であるからこそ、私どもが生け花を通してつながっているという気持ちがとても大事」とあいさつをされた。
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