首相、水際対策「不安取り除く」 感染者データ

参院予算委員会で答弁する岸田文雄首相=17日午前、国会・参院第1委員会室(矢島康弘撮影)
参院予算委員会で答弁する岸田文雄首相=17日午前、国会・参院第1委員会室(矢島康弘撮影)

参院予算委員会は17日、岸田文雄首相と全閣僚が出席して令和3年度補正予算案に関する2日目の総括質疑を行った。自民党の小野田紀美氏は、新型コロナウイルスの水際対策強化の一環として、空港検疫では陰性で、入国後に陽性が判明した人数のデータを公表すべきだと提案。首相は「国民の不安を取り除く面において大変重要だ」と述べ、検討する考えを示した。

立憲民主党などは委員会に先立つ理事会で、国土交通省による建設受注統計の書き換えに関する集中審議を開くよう求めた。自民党は持ち帰った。野党は衆院でも要求している。理事会では、20日に補正予算案の締めくくり質疑を実施する日程も決めた。採決については引き続き協議する。

与党は予算委で、新型コロナの新変異株「オミクロン株」をめぐり、ワクチンの3回目接種についても質問。野党はコロナ対策に加え、国交省の統計書き換えは改竄(かいざん)に当たるとして、追及する。