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北が短距離弾道ミサイル2発、平壌の空港付近から

韓国、防疫規制緩和を中断 感染再拡大で大統領謝罪

16日、閑散とするソウル中心部の繁華街(共同)
16日、閑散とするソウル中心部の繁華街(共同)

【ソウル=時吉達也】韓国政府は16日、私的会合を一律4人までに制限し、飲食店の営業時間を午後9時までに制限することなどを柱とした新型コロナウイルス対策を導入すると発表した。11月から経済活性化に向け防疫規制緩和にかじを切ったが、感染者や重症患者が急増する事態を受け、段階的に日常生活を回復させる「ウィズコロナ」政策を中断する形となった。

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は同日、「『日常回復』の過程で重症患者の増加を抑えられず、病床確保などの準備が十分でなかった」と国民に謝罪する声明を発表した。

新規制は18日から適用され、映画館や体育館など各種施設の営業も午後9~10時までに制限。ワクチン未接種の場合は、他人と飲食店に入ることができなくなる。10月以前と同様の厳しい規制に逆戻りすることに対し、金富謙(キム・ブギョム)首相は「『Uターン』や『後退』ではなく、状況に応じて必要な『速度調節』」だと理解を求めた。

「ウィズコロナ」を開始した11月初旬に300人台だった重症患者数は、16日発表で過去最多の989人を記録。千人を超えることは確実だ。空き病床がゼロの地域もあるなど、医療崩壊の危機を迎えている。1日あたりの新規感染者数も7千人を超え、防疫当局は16日の会見で、状況悪化が続けば新規感染者が年内に1万人、来年1月までに2万人に達する可能性があるとの見方を示した。