パラのレガシー継承へ 都が懇談会設立、初会合

今夏の東京パラリンピックを契機に関心が高まったパラスポーツやバリアフリーを社会に根付かせようと、東京都は16日、懇談会を立ち上げ初会合を開いた。

この日はレガシー(遺産)の在り方について意見交換。東京大会に陸上で出場した高桑早生さんは「無観客で寂しい会場だったが、多くの方がテレビで観戦するきっかけになったことは財産」と振り返った。陸上や自転車競技で出場経験がある葭原滋男さんは「ひきこもりがちな障害者もいる。周囲のサポートや、クラブ、サークル活動を推進することが必要だ」と提案した。

大会成功に向けて令和元年5月に発足させた懇談会を刷新した。パラ選手のほか、歌舞伎俳優の市川海老蔵さんなど各界の著名人、有識者約50人で構成。名誉顧問は、自転車事故で車いす生活を送る自民党元総裁の谷垣禎一氏が引き続き務める。

懇談会は今後、パラスポーツ振興やユニバーサルデザインに関して都に提言する。

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