1月稼働の姉崎火力公開 JERA、電力需給逼迫に備え

姉崎火力発電所の中央操作室=16日、千葉県市原市
姉崎火力発電所の中央操作室=16日、千葉県市原市

東京電力ホールディングスと中部電力が出資する発電会社JERA(ジェラ)は16日、冬の電力需給逼迫に備え2022年1月に稼働する予定の姉崎火力発電所5号機(千葉県市原市)を報道陣に公開した。

姉崎火力5号機は1977年に運転を開始したガス火力。老朽化したため建て替えを予定し、今年4月から停止していた。出力は60万キロワットで約170万世帯分に当たる。

JERAの姉崎火力発電所=16日、千葉県市原市
JERAの姉崎火力発電所=16日、千葉県市原市

急きょ動かすことが決まり10月に試運転したところ、約40カ所に不具合が見つかり急ピッチで水漏れ部分などを補修している。来年1月4日に運転を再開して2月末まで発電する予定で、旧式の設備を扱えるベテランのオペレーターを集めるという。亀井宏映所長は「ぎりぎりのタイミングで進めてきた。安定供給に努めたい」と話している。

電力の余力を示す供給予備率は最低限3%が必要とされる。東京電力管内は来年1~2月に3・1~3・2%と際どい見通しとなっている。

補修工事中の姉崎火力発電所=16日、千葉県市原市
補修工事中の姉崎火力発電所=16日、千葉県市原市