富士通「あってはならない」と謝罪 駅伝優勝旗不明

1月の全日本実業団対抗駅伝を制し、表彰式で笑顔の富士通メンバー。左端に優勝旗=群馬県庁
1月の全日本実業団対抗駅伝を制し、表彰式で笑顔の富士通メンバー。左端に優勝旗=群馬県庁

富士通は16日、今年1月の全日本実業団対抗駅伝を制して手にした優勝旗が所在不明になっていると発表した。紛失や破棄、盗難の可能性も含めて調査しているといい、同日、日本実業団陸上競技連合を訪れて謝罪した。会見した同社の平松浩樹執行役員常務は「あってはならないこと。捜索に全力を尽くし、誠意をもって対応する」と話した。

同社によると、優勝旗は縦106センチ、横115センチ。1月5日から東京都内の本社の総務部門で管理し、来年1月の次回大会に向け、11月下旬に返還準備を始めたところ、所在不明と分かった。優勝旗はケースに入れて保管。6月以降、社内で複数回移動し、最後に所在確認できたのは同月12日という。今後も捜索は継続し、弁償も検討する。

大会連覇を目指すチームには今月14日に説明。「競技に集中して頑張ってほしい」と伝えたといい、「全ての責任は会社にある。出場辞退は考えていない」(平松氏)とした。歴代優勝チームに直接謝罪したい考えも述べた。