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共通テスト不正 受験生出頭

政活費不正疑惑、労働実態で対立 京都市議と夫が別々に会見

記者会見で日報を公開し、改めて夫の労働実態があったと主張する豊田恵美京都市議=京都市中京区
記者会見で日報を公開し、改めて夫の労働実態があったと主張する豊田恵美京都市議=京都市中京区

京都市の豊田恵美市議(41)が労働実態のない元事務所職員の夫の給与について政務活動費から不正支出していたとの疑惑が報じられた問題で、豊田市議は16日、市役所で記者会見し、夫に支払った全ての人件費計約218万円を市に返還すると明らかにした。これまで返還を表明していた令和2年度分(約137万円)に、元年度分(約80万円)を加えた。

豊田市議は、改めて不正支出を否定した上で、この2カ年度分の「職員従事状況記録簿」(日報)を公開。「日報は夫と確認した上で市会事務局に提出しているので、労働実態があった」と主張した。一方、労働実態をめぐって夫と主張が食い違っていることから「調査して明らかにしたい」と話した。

また、新たに報じられた事務所費用の虚偽記載の疑いについては、「適正に処理している」と否定した。

記者会見する豊田恵美市議の夫、貴志氏=京都市中京区
記者会見する豊田恵美市議の夫、貴志氏=京都市中京区

この日は、夫で元府議の貴志氏(46)も市役所で会見し、2年度の自身の通院記録などを提示しながら「労働実態はなかった」と主張。夫婦で日報を確認したとする豊田市議の発言については「2年度の日報は内容を精査していない」と否定し、議会など第三者による調査を求めた。