11月のマンション発売倍増 五輪選手村大型物件で

東京五輪・パラリンピックの選手村。大会後は1万人超が暮らす街「晴海フラッグ」に
東京五輪・パラリンピックの選手村。大会後は1万人超が暮らす街「晴海フラッグ」に

不動産経済研究所が16日発表した首都圏(1都3県)の11月の新築マンション発売戸数は、前年同月比95・4%増の5452戸で3カ月ぶりに前年同月を上回った。今夏開催された東京五輪・パラリンピックの選手村だった「晴海フラッグ」(東京都中央区)など大型物件の発売が寄与して大幅増となった。

晴海フラッグは販売が好調とされ、発売月に売れた割合を示す契約率も首都圏全体で79・9%と好不調の目安とされる7割を超えた。研究所の担当者は「需給はともに強い状況だ」と分析。住宅ローン減税が見直される前に購入しようという動きもあったとみられる。

1戸当たりの平均価格は6123万円で、前年同月に比べ201万円の上昇となった。平均価格の上昇は5カ月連続。販売在庫数は供給が多かったことで前月末に比べ321戸の増加だった。

地域別の発売戸数は東京23区が約2・2倍の2096戸、23区以外の東京が433戸、神奈川が3倍超の1492戸、埼玉が888戸、千葉は543戸だった。